
北朝鮮は24日午後、咸鏡北道吉州郡豊渓里(プンゲリ)核実験場で、海外メディアの取材陣が参観する中、「核実験場廃棄」式典を実施した。
APなど現場を参観した取材陣はこの日、爆発音を聞いたものの、核実験場の廃棄の状況については、北朝鮮当局の説明に大きく依存している状態だと伝えている。
同日あった爆発は、数時間にかけ何度も起きており、地下坑道3か所と周辺の観察台などが破壊の対象だった。
なお、参観した総勢30人の取材陣のうち、大部分がテレビクルーであり、特に核査察を専門とする人員は招待されなかった。このため、今回の「爆破行事」の価値は未知数といえる。
Tag
#豊渓里核実験場廃棄
著作権者 © The New Stance 無断転載および再配布禁止