米高官「北側の無反応が原因」・・・「追加制裁あり」とも
米高官「北側の無反応が原因」・・・「追加制裁あり」とも
  • The Korean Politics編集部
  • 承認 2018.05.25 12:35
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ポンペオ米国務長官は24日(現地時間)、米朝首脳会談中止の背景に北朝鮮側の無反応があったと語る一方で、北朝鮮に対し新たな制裁があると明かした。また、会談実現には金正恩委員長の決断がいるとした。
今月9日、二度目の訪朝を行った際のポンペオ米国務長官と金正恩委員長。写真は朝鮮中央通信より。
今月9日、二度目の訪朝を行った際のポンペオ米国務長官と金正恩委員長。写真は朝鮮中央通信より。

米CNNなどによると、ポンペオ長官はこの日、米上院外交委員会の聴聞会に出席し、いわゆる「圧迫キャンペーン」と呼ばれる北朝鮮制裁について「我々は止めていないと考えている」と語り、「追加の制裁があることと確信している」と述べた。

また、トランプ大統領が米朝首脳会談を中止して以降、何が起きるのかという質問に対しては「ある意味で正常な状況だ」とし、「圧迫キャンペーンは続く」と説明した。

さらに、米朝首脳会談中止について、「会談の準備と関連し、国務省が送ったメッセージに北朝鮮の官僚たちが答えをよこさなかった」と理由の一端を明かした。

同長官は続けて、「我々は、金正恩委員長と私が合意した会談の準備を行ってきた」とし、「(会談の準備と関連し)我々の質問に対し、北朝鮮側から応答を得られなかった。会談を成功させるために必要な双方のチームの準備を行えなかった」と吐露した。

「金正恩委員長みずから決断を」

そして、「米国のチームは完全に準備ができている。我々も準備ができているし、トランプ大統領も準備ができていると考える。去る数週間の間、我々はこの会談のために全的に関与してきた。よって、米国の準備ができていないという分析には同意できない」と、政権を擁護するとともに、中止はあくまで北朝鮮側の準備不足にあると主張した。

一方、同長官は「私は我々が迅速に再び席につくことを希望している」と、会談準備の継続に意欲を見せた。だが「それは究極的には金正恩委員長みずからが決定すべき事項」とし、北朝鮮側の決断が会談実現の前提となっていることを匂わせた。

なお、会談中止については「正直、驚かない」としながらも、「失望している」と述べた。「中止の決定はトランプ大統領によるもの」とも言及した。

同長官はまた、「首脳会談の中止が、すなわち金正恩氏が弱い指導者という信号であるとは考えない。実際に彼は自国とチームを導くのに、とてつもない能力を見せてくれた」と、金正恩委員長を評価した。


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