[韓国世論調査2]大統領支持率45%/与党36%/コロナ対策評価67%(20年9月18日、韓国ギャラップ)
[韓国世論調査2]大統領支持率45%/与党36%/コロナ対策評価67%(20年9月18日、韓国ギャラップ)
  • 徐台教(ソ・テギョ) 記者
  • 承認 2020.09.18 16:52
  • コメント 0
記事を共有します

9月3週目の『韓国ギャラップ』の調査では、大統領支持率は1%ポイントが下がり45%に、与党支持率は3%ポイント下がり36%となった。また、政府の新型コロナウイルス対策の評価を尋ねる設問には67%が「うまくやっている」と答えた。

『ニュースタンス』では韓国の代表的な世論調査機関である『韓国ギャラップ』と『リアルメーター』の両社が毎週発表する定例世論調査の結果を記事化する。『韓国ギャラップ』は毎週金曜日、『リアルメーター』は毎週月曜日に更新する。また、分かりやすいように、記事の冒頭には通し番号を振るものとする。

●大統領支持率45%で横ばい

韓国で大統領支持率と呼ばれるものは、正確には「職務遂行評価」への肯定的評価となる。

韓国ギャラップの場合には、「あなたは文在寅大統領が大統領として職務をよく遂行していると見ますか?」という質問に対し、「よくやっている」と答えた人の割合だ。なお、「よくやっていない」という回答の他に「どちらでもない」と「分からない/応答拒絶」がある。

今回の調査は9月15日から17日にかけて行われた。「よくやっている」と回答した者が45%(先週は46%。以下、カッコの中はすべて先週の調査結果)、「よくやっていない」も同率の45%(45%)となった。「どちらでもない」は4%、「分からない/応答拒絶」は5%だった。

大統領の職務遂行評価。青線が肯定評価(いわゆる支持率)、赤線が否定評価(不支持率)だ。下の図は1年間の推移。韓国ギャラップ提供。
大統領の職務遂行評価。青線が肯定評価(いわゆる支持率)、赤線が否定評価(不支持率)だ。下の図は1年間の推移。韓国ギャラップ提供。

「よくやっている」と答えた人々の分布を地域別に見ると、光州市・全羅南北道で71%(71%)だった反面、大邱市・慶尚北道では32%(31%)にとどまった。

性別では男性の43%(41%)、女性の47%(51%)が「よくやっている」と答えた。年齢別では30代、40代の52%(共に55%)が「よくやっている」と答え最も高かった。60代以上は「よくやっている」36%(35%)、「よくやっていない」54%(55%)という回答結果だった。

支持政党別では与党・共に民主党を支持する人の79%(77%)が「よくやっている」を、第一野党・国民の力を支持する人の86%(93%)が「よくやっていない」と回答した。

職業別で「よくやっている」という回答が最も多かったのは事務・管理職で51%(55%)、一方で「よくやっていない」という回答が最も多かったのは無職/定年退職者/その他で53%だった。

回答者全体のうち、「よくやっている」を選んだ理由のトップ5は「新型コロナウイルスへの対処」38%(39%)、「全般的に」10%(8%)、「福祉拡大」4%(6%)、「庶民のために努力」3%(4%)だった。

同様に「よくやっていない」では「人事問題」17%(11%)、「全般的に不足」12%(12%)、「不動産対策」10%(11%)、「経済・民生問題解決の不足」9%(12%)、「コロナ対策が足りない」8%(7%)、「独断的」7%(7%)と続いた。

●政党支持率は与党36%、第一野党20%

政党支持率は「あなたは次のうちどの政党を支持しますか」という質問への回答となる。

党名は与党・共に民主党(176議席)、第一野党・国民の力(103議席)、第二野党・正義党(6議席)、第三野党・国民の党(3議席)、第三野党・開かれた民主党(3議席)の5つの他に、「その他」(自由回答)」と「無し(無党派)」がある。また、党名の並びは一定にならないよう循環させながら提示しているという。

結果は、「共に民主党」36%(39%)、「国民の力」20%(19%)、「正義党」4%(5%)、「国民の党」3%(4%)、「開かれた民主党」3%(3%)、「その他」1%、「無し(無党派)」33%(29%)だった。

政党別支持率。青線が与党・共に民主党、赤線が第一野党・国民の力、黄色が第二野党・正義党、黒点線が無党派層だ。下のグラフは過去1年間の推移。韓国ギャラップ提供。
政党別支持率。青線が与党・共に民主党、赤線が第一野党・国民の力、黄色が第二野党・正義党、黒点線が無党派層だ。下のグラフは過去1年間の推移。韓国ギャラップ提供。

「共に民主党」を支持すると答えた層のうち、目に付いたのは「男性」の35%(36%)、「女性」の37%(42%)、「40代」の47%(47%)、「50代」の37%(45%)、「60代以上」30%(34%)、「事務・管理職」の43%(46%)などだった。また自身の政治的性向を「進歩」としたうちの67%(62%)が、「中道」の37%(36%)が支持した。

一方、「国民の力」に目を向けると、「男性」の22%(22%)、「女性」の18%(16%)、「40代」の17%(13%)、「50代」の21%(19%)、「60代以上」の33%(30%)の支持があった。また自身の政治的性向を「保守」としたうちの46%(45%)が、「中道」の17%(15%)が支持した。

「無党派」と答えた中では「18歳〜29歳」の55%(43%)、「30代」の38%(33%)、「学生」の62%(51%)、「中道」の35%(34%)が目に付いた。

●政府のコロナ対策評価「よくやっている」67%

今回の世論調査では、次期大統領選挙の支持候補を聞く代わりに、新型コロナウイルス対策への設問があった。その中で、政府の対応について聞いた部分を取り上げる。

「あなたは政府が『コロナ19(新型コロナウイルス)感染症への対応』をうまくやっていると見ますか。もしくはうまくできていないと見ますか」という質問だ。

これに対し「うまくやっている」67%(8月3週目の同様の質問では67%、以下同様)、「うまくできていない」25%(21%)、「どちらでもない」8%(5%)、「わからない」5%(3%)だった。

今月11日、文在寅大統領は新たに「疾病管理庁」へと格上げになった「疾病管理本部」を訪ね、鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長に「疾病管理庁長」の任命状を手渡した。青瓦台提供。
今月11日、文在寅大統領は新たに「疾病管理庁」へと格上げになった「疾病管理本部」を訪ね、鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長に「疾病管理庁長」の任命状を手渡した。青瓦台提供。

韓国ギャラップ社が毎月行っている過去の調査結果によると、新型コロナウイルス対応をめぐる政府への評価は、4月2週目73%→5月3週目85%→6月3週目77%→7月3週目78%→8月3週目67%と下降気味だ。

※調査概要
2020年9月15日から17日にかけて、全国の18歳以上の1,000人に対し、同社の調査員が直接電話をかけ聞いたものだ。標本誤差はプラスマイナス3.1%ポイント、95%の信頼水準となる。応答率は16%(6,201人中、1,000人が回答)だった。

 


関連記事