米団体が毎年恒例の軍事力指数を発表した。韓国は世界6位、日本は5位と前年と変わらない結果だった。北朝鮮は順位を下げた。

●国防費は韓国8位、日本6位
今月16日、米国の軍事力評価サイト「グローバルファイヤーパワー(GFP)」が2021年度版の軍事力指数を公開した。
これは人口、兵力、武器、国防予算など48にわたる項目を総合しランク付けするもの。同サイトによると、1位から5位まで順に米国、ロシア、中国、インド、日本となり、韓国は6位だった。また、北朝鮮は28位だった。
この内、日本と韓国の順位は昨年と同様だったが、北朝鮮は25位から3つ下げた。
GFPによると韓国の国防費は480億ドル(約4兆9800億円)で世界8位。日本は同517億ドル(約5兆3700億円)で6位だった。北朝鮮は35億ドル(約3600億円)で59位だった。なお、1位の米国は7405億ドル(約77兆円)、2位の中国は1782億ドル(約18兆5000億円)だった。
このように、韓国、北朝鮮、日本が属する東北アジアには、世界1位、2位、3位、5位、6位の軍が展開していることになる。28位の北朝鮮も核兵器を所持しているなど、世界の軍事力が集中している地域と言える。
詳しい結果は以下のサイトで確認できる。
https://www.globalfirepower.com
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