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北朝鮮の対中貿易、19年→20年で80%減…新型コロナによる国境封鎖の影響大
北朝鮮の対中貿易、19年→20年で80%減…新型コロナによる国境封鎖の影響大
  • 徐台教(ソ・テギョ) 記者
  • 承認 2021.01.18 23:50
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2020年、朝鮮と中国の貿易額が2019年から80%減少したことが分かった。制裁の他に新型コロナウイルス防疫のため国境を封鎖したことが原因と見られる。
最も多くの朝中貿易が行われる中国遼寧省丹東市の税関。聯合ニュース提供。

●7年間で10分の1以下に

今月18日、中国税関当局の「海関総署」ホームページによると、昨年1月から12月までの北朝鮮と中国の間の公式な貿易額は5億3905万9000ドル(約556億円)だった。前年19年からは80.67%減った。

中国からの輸入額は4億9105万9000ドル(約510億円)で前年比80.92%減、中国への輸出額は4800万1000ドル(約50億円)と同77.69%減だった。

月別の統計を見ると、3月に前年同期に比べ91.3%減少した他に、10月には同99.4%減、11月には同99.5%減、12月には同98.2%減と激しい落ち込みを見せた。

これについて韓国の民間機関『韓国貿易協会(KITA)』は定例レポート(20年12月29日発行)の中で、「党大会(今月5日〜12日)を控えさらに厳しくなった国境検疫」を理由に挙げ、「事実上、貿易が断絶した状況」と表現している。

北朝鮮にとって、中国との貿易は全貿易額の9割以上を占めるとされる。2000年代以降、最も多かった2013年には輸出入の合計が65.5億ドルに達していたが、7年間で10分の1以下に減ったことになる。

落ち込みは18年に始まったが、背景には2017年末から高強度の国連経済制裁ならびに米国などによる個別制裁が続いている点がある。

さらに前述したように、2020年になって新型コロナウイルス感染症が拡散したことで、20年1月22日から今まで北朝鮮が中国との国境を封鎖していることなどが挙げられる。

なお、前掲の『韓国貿易協会』のレポートでは「来年1月までは対外貿易は断絶した状態のまま、新型コロナ貿易と内需生産に集中する可能性が高い」と分析している。

その上で、▲小麦粉・調味料・砂糖などの「必須食資材」と、プラスチック・合板・建設機械などの「建資材」が相当部分輸入に依存している点、▲衣類・靴などの軽工業品の「内需生産」に原副資材の輸入が必要である点、▲コロナ貿易のために保健・医療製品の輸入が必須である点を挙げ、「今年上半期に北朝鮮の対外貿易が再開する見通し」と主張した。
 


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