米朝首脳会談の決裂を受け、板門店の北側施設「統一閣」で会った南北首脳は、南北高位級会談の開催日を6月1日に再び確定させた。
北側は去る15日、米韓連合空軍訓練「マックスサンダー」訓練を理由に、当初5月16日に予定されていた南北高位級会談を一方的に無期限延期した。
しかし今回の首脳会談により、漂流していた南北関係は再び動きだし、離散家族再会のための赤十字会談にも拍車がかかる見通しだ。
趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は、4月27日の今年一度目の南北首脳会談直後、「赤十字会談を早期に開催する方向で検討している。離散家族再会に準備に時間がかかり、別の事案よりも優先しなければならない」と語った。
さらに、「板門店宣言」で合意した8月15日の「光復節」に合わせ離散家族再会行事を行うのならば、時間は限られる。
通常、南北赤十字会談を終え、実際の離散家族行事が行われるまでには、最低でも一か月が必要だ。離散家族の生死確認、参加者の名簿確定などをする必要があり、書信往来や映像通話など、細部の内容についての協議もいる。
このため、遅くとも7月初頭までにすべての協議を終える必要がある。
韓国の大韓赤十字社はまだ、離散家族再会のための赤十字会談がいつ開かれるかについて、公式に明かしていない。
ただ、赤十字会談の日程は政府の指針によって決められるため、6月1日に行われることになる南北高位級会談の中で、日程の大枠が決まるものと見られる。
なお、南北赤十字会談は1972年8月、離散家族再会のために初めて開かれたあと、食糧・医療品支援など主な人道的事案をめぐり協議を続ける場となってきた。2010年10月の延坪島(ヨンピョンド)砲撃により中断したままだ。
(ソウル=ニューシス、編集・翻訳:本紙編集部)

